データの互換性は最重要チェックポイントの一つ!
業務の効率化や紙資源の使用をおさえるためなどの理由で、CADを導入しようと考えている企業もあるかと思います。その際に失敗してしまわないよう気を付ける点はいくつかありますが、データの互換性というのはチェックポイントの中でも最重要といえるでしょう。CADを導入すると、作った図面をPDFにしたい、ほかの部門で使用しているソフトと連携させるなどの作業が必要になることがほとんどです。できる限り多くのファイル形式に対応していることが望ましいですが、連携を考えているソフトなどを確認し最低限それらに対応しているものを選ぶ必要があります。
必要な機能があるか?不要な機能はついていないか?
また、必要な機能が一通り揃っているか、不要な機能がありすぎないかという点も必ず確認しましょう。特に、自分たちには必要ない機能が多すぎないかという点は、念入りに確認する必要があります。不要な機能が多すぎることで起動が遅くなってしまったり、使わない機能を起動させてしまい様々な不具合が生じたりとトラブルの可能性も高くなってしまいます。
ソフト型かクラウド型かどちらがよいかも事前に確認!
最近ではCADもクラウド対応しているものも多く、ソフト型かクラウド型のどちらにしようか悩んでいるという企業も少なくありません。まず、ソフト型のメリットとしては、自分たちの業務に最適になるようにカスタムしやすいなどという点があります。ただ、CADに詳しい人がいなければそれができないことや、ライセンス取得などの手間が生じるなどのデメリットもあります。一方、クラウド型はいつでもどこでもアクセスしやすいなど利便性に長けていますが、カスタム性が低い、サービス提供側のサーバーダウンなどのリスクを考えなくてはいけません。
電気CADは、電気設備を設計するための専門的なCADソフトウェアのことです。これを使用することで、電気設備の配線や回路図などを簡単に作成することができます。