LED電球と白熱電球や蛍光灯との違いは?本当にメリットはあるの?


LED電球と白熱電球、蛍光灯との違いは?

LED電球と白熱電球や蛍光灯は、それぞれ全く異なる仕組みで発光しています。白熱電球は、フィラメントに電流を流すと発光します。蛍光灯は電極から熱電子が出て蛍光管の中の水銀原子とぶつかり、紫外線を放出します。紫外線が、ガラス管に塗られた蛍光体に当たって肉眼で見える光に変わる仕組みです。LEDチップは正孔が多い半導体と電子が多い半導体を接合したもので、電流を流すと電気エネルギーが直接光エネルギーに変換されます。これを応用したものがLED照明です。発光方法の違いによって、LED電球の消費電力は白熱電球の5分の1から8分の1ほどに抑えられます。蛍光灯とは同程度です。寿命は白熱電球が1,000時間から2,000時間程度、蛍光灯は1万3,000時間程度、LED電球は4万時間程度で1日10時間使う計算だと11年ほどになります。

LED電球のメリット、デメリットは?

LED電球は、消費電力が少ないため電気代が安くなります。二酸化炭素の排出量も抑えられる、地球にやさしい照明です。蛍光灯とは同程度の消費電力ですが、LED電球には寿命が長いという強みがあります。買い替えの回数を考えると、結果的にLED電球の方がお得です。交換の手間も省けます。LED電球の反応速度は速く、頻繁に点けたり消したりしても寿命が短くなることはありません。蛍光灯の反応速度は遅く、スイッチのオンオフが寿命を縮めます。極端な低温では発光しにくいという欠点もあります。LED電球にはフィラメントやガラスが使われていないので、衝撃や振動に強くできています。一方でLED電球のコストは、他の照明よりも高い傾向にあります。熱に弱く、均一に光の放射ができないため使う場所を選ぶのがデメリットです。

表面が光っているポスターフレームのことを指します。LEDライトパネルはその性質から、とても視認性が高いです。

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